1月17日 「冬の土用」 のお話
今日から冬の土用に入りました。土用は一年に四回あります。寒気の厳しい冬の土用は根菜類を頂くと良いのですが、最も滋養強壮に良いとされるのが“うなぎ〝です。
土用の丑の日と言うと夏がお馴染みですが、実はこの頃の“うなぎ”は脂が乗って身も厚く、最も栄養価が高く美味なのです。時に、なぜ「蒲焼」と言うのか皆さまご存知でしょうか?
昔、江戸城を立てる時の人足達に、味噌に白い握り飯だった昼ご飯、近くの川で取れたうなぎをぶつ切りにして串で刺し、醤油でこんがり焼いて売ってみました。とくに名前はありません。香りも良くご飯が進みました。そこで”蒲の穂の様な形の「蒲焼」(つまり、かば焼き)として、おかずブームになったそうです。